ミシン
わたしたちが行った高校クラスは
”服飾科”で国語や理科を抑え、断然に”縫製”の授業が多かった。
被服室にはミシンが一人一台ずらずらと整列してて
3年にもなると ほぼほぼこの教室で各々ミシンに向うのだ。
先生はというと、大体は黒板前に座っており何も言わない。
1、2年の時に習った事を思い出し、ひたすら自分で縫い進めていく時間。ほぼ自習の時間だった。
質問したり 縫った物を見せるのに黒板前の先生の所へ行って助言をもらう。
「汚い(縫い方が)」「かんでる(縫い目が)」「ゆがんでる」などを言われ
ガクリ肩を落とし(内心 やっぱりか..と思いながら)、
自分のミシンの前で糸を解き、やり直す。間に合わなければ居残り。
わたしは国語や社会の授業はボーっと過ごした。
教科書も読まず ノートもとらず ただボーっと。
でもこの被服室では真面目にミシンと向き合った。
好きだったのだ。
何かが出来ていくのが。
その教室の雰囲気が。
ミシンの音が。
これはスタッフmotokiとkubotaの本当のお話しです
わたしたちは専門高校で知り合いました
[ミシン教室先生kubotaの話]
高校を出てからはずっと縫製に関わる仕事をしてきました
高級ブランドの縫製工場
リフォームとお直しのお店
パターンナー
婦人服の縫製工場
そして今も縫製工場で仕事をさせていただいています
ずっと針仕事から離れませんでした
器用な方ではなく「好き」だけを頼りに続けてきたと彼女は言います
(motokiが書き綴っているためこの様な表現です)
「高校ごっこがしたい」とmotokiが言い出したのがはじまり
1番初め(umu.の始まるずっと前)は庭先で服を作って遊んでいました
それから友人や知り合いとミシンで遊んでいましたが
お客様から「わたしもやってみたい」とお声を頂いて現在のumu.のミシン教室になりました
わたし達のミシン教室は「各々が好きなモノを作れる」というところがポイントです
ご自分のお洋服を縫っても良いですし
リメイクやお直しをやっていただいても構いません
わからない箇所は先生(kubota)を呼び質問してください
その方に合った作り方や縫い方をお伝え出来れば..と思っています
縫製教室!と固くならず
友達の家でミシン遊びをする感覚でどうぞいらしてください
だってひとりひとり自由に作った方が楽しいに違いないんですから
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